ハウスクリーニングを検討する際、まず気になるのは料金ではないでしょうか。ハウスクリーニングの料金は、間取りや住宅タイプなどによって大きく変わります。
本記事では、間取り別・場所別にハウスクリーニングの料金相場を徹底解説します。初めての方でも分かりやすいように、費用を抑えるコツや業者選びのポイントまで紹介。「プロに任せたいけど高そう」と諦める前に、ぜひ参考にしてください。
ハウスクリーニング料金相場の基礎知識
以下では、ハウスクリーニングの料金相場を把握するにあたって、知っておきたい基礎知識を解説します。
ハウスクリーニングは、徹底的に住まいの汚れを落とすサービスです。また、ハウスクリーニングの料金は依頼主の自宅の状況によって変わります。
ハウスクリーニングとは？どんなサービス？
ハウスクリーニングは、依頼主の自宅を隅々まで清潔にするサービスです。
ハウスクリーニングでは、頑固な汚れに特殊な洗剤や機材を使って対応します。サービスを提供するスタッフは、各業者で専門的な研修を受けることで、あらゆる種類の汚れに対する知識と技術を習得しています。
自分では落とし方が分からない汚れがあったり、掃除する時間が取れなかったりする際は、ハウスクリーニングを検討しましょう。固まった浴室の水垢やギトギトの油汚れなど、掃除が難しい汚れがついた場所でも、プロは見違えるほど綺麗にします。
ハウスクリーニングと似たサービスに家事代行があります。「徹底した清掃」が目的ならハウスクリーニングが適しています。
2つのサービスの違いは掃除のレベルです。家事代行は名前のとおり日常的な家事を依頼者の代わりに行うもので、時間単位でのサービス提供が一般的。使用する器具や洗剤も、一般的には普通の家庭にあるものと変わりません。一方、ハウスクリーニングの場合は、「掃除のプロ」が頑固な汚れもすっきりと落とします。
ハウスクリーニングは、入居中のお手入れや、退去前の最終清掃などに利用されます。物件売却の際にも、印象をよくするためにハウスクリーニングを依頼する方が増えています。
ハウスクリーニングの料金を左右する3つの要素
以下では、ハウスクリーニングの料金を左右する3つの要素について解説します。
サービスを依頼する前には、以下の観点から自宅の状況を確認しておくと、予算を見積もりやすくなります。無駄な費用を支払わないためにも、ぜひ参考にしてください。
1.作業範囲・作業時間
ハウスクリーニングの料金は、クリーニングする範囲や要した作業時間に比例して、増加する傾向があります。
ただし、ニーズに合ったプランを選ぶと、コストパフォーマンスを高められる場合があります。詳しくは後述しますが、複数の場所をセットで依頼すると、割引が適用されるケースがあるためです。
2.汚れの度合い・作業しやすさ
頑固な汚れには特殊な洗浄剤や専用機材が必要となるため、作業の負担に応じて料金が割高になりがちです。
また、作業しやすさも価格に影響します。例えば、家具や物が多い入居中の住居では、空室状態と比べて作業効率が下がるため、費用がかさみがちです。
3.駐車場の有無
自宅あるいは付近に駐車場を用意できなければ、料金が加算される場合があります。クリーニングスタッフは通常、掃除道具や各種洗剤、機材などを積んだ車両で訪問するためです。
駐車場を用意できなければ、業者は近隣の有料駐車場に車を停めます。そして多くの場合、駐車料金は依頼主に請求されます。
間取り別｜ハウスクリーニングの料金相場まとめ
ハウスクリーニングの料金は、標準料金（標準費用）と追加料金（追加費用）の合算で決まります。ハウスクリーニングの料金相場を、間取りと住宅タイプ別に以下に示しました。
| 間取り | 一戸建て／入居中（税込） | 一戸建て／空室（税込） | マンション／入居中（税込） | マンション／空室（税込） |
| 1R～2DK | ― | ― | 約3.0万～5.5万円 | 約2.3万～4.5万円 |
| 2LDK／3DK | 約9.5万～13.0万円 | 約7.0万～11.0万円 | 約7.0万～11.0万円 | 約5.0万～9.5万円 |
| 3LDK／4DK | 約11.0万～16.0万円 | 約8.5万～14.5万円 | 約9.0万～13.5万円 | 約7.0万～12.0万円 |
| 4LDK／5DK | 約13.0万～19.0万円 | 約10.0万～16.0万円 | 約11.0万～16.0万円 | 約8.5万～13.5万円 |
基本的には、ハウスクリーニングの標準料金は以下のように決まります。
| 安い◎ | 高い△ | |
| 部屋数 | 少ない | 多い |
| 部屋の使用状況 | 空室中 | 入居中 |
| 住宅タイプ | マンション | 一戸建て |
ハウスクリーニング業者の公式サイトに記載されている料金は、多くの場合、標準料金のみです。そして、追加料金は「自宅の状況」によって大きく変わります。
標準料金が決まる理由や、追加料金が発生しがちなケースについて、詳しくは後述の【必読】プロに聞いたハウスクリーニング料金が高くなる理由をご覧ください。
以下では、間取りごとのハウスクリーニングの料金相場を、標準料金と追加料金に分けて詳しく紹介していきます。
1R～2DKの料金相場【単身向け】
1R～2DK（1R・1K・1DK・1LDK・2DK）における料金相場は以下のようになります。
| 間取り | 住宅タイプ × 状態 | 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込）※ | 総額目安（税込） |
| 1R～2DK | マンション／空室 | 約2.3万～4.0万円 | +0.3万～0.5万円 | 約2.3万～4.5万円 |
| マンション／入居中 | 約3.0万～4.5万円 | +0.5万～1.0万円 | 約3.0万～5.5万円 |
通常よりも強い汚れやニオイがある
家具や荷物が多く清掃スペースを確保しにくい
戸建て住宅である
駐車場がない
1R～2DKの場合、住宅タイプのほとんどはマンションで、相場は約2.3万～5.5万円です。
1R～2DKは面積が小さいので、「掃除にかかる負担が少ないのでは？」と考えている方も多いかもしれません。しかし実際は、コンパクトな間取りは換気が不十分になりやすく、水回りや床・壁が特に汚れやすい傾向があります。決して掃除が簡単ではなく、極端に料金が安く済む訳ではないと理解しておくとよいでしょう。
こんな方におすすめ
引っ越しするタイミングでのハウスクリーニングがおすすめです。退去時のクリーニングで原状回復費用が返還される可能性があります。入居前のクリーニングで前住人の使用感をなくすと、新生活を気持ちよく始められます。また、退去後・入居前などの空室時に掃除を依頼すれば、入居中より料金を抑えられる点がメリット。
参考：ワンルームマンション投資にかかる費用は？ランニングコストや相場・維持費を押さえるポイントを解説 | 株式会社クレド
2LDK・3DKの料金相場【カップル・小世帯向け】
2LDK・3DKにおける料金相場は以下のようになります。
| 間取り | 住宅タイプ × 状態 | 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込）※ | 総額目安（税込） |
| 2LDK・3DK | マンション／空室 | 約5.0万～8.0万円 | +0.5万～1.5万円 | 約5.0万～9.5万円 |
| マンション／入居中 | 約7.0万～9.0万円 | +1.0万～2.0万円 | 約7.0万～11.0万円 | |
| 一戸建て／空室 | 約7.0万～9.0万円 | +1.0万～2.0万円 | 約7.0万～11.0万円 | |
| 一戸建て／入居中 | 約9.5万～10.0万円 | +2.0万～3.0万円 | 約9.5万～13.0万円 |
2LDK・3DKになると、1R～2DKと比較して、住宅タイプに一戸建ての割合が増えてきます。マンションの場合、相場は約5.0万～11.0万円です。一戸建ての場合、相場は約7.0万～13.0万円です。
2LDK・3DKは主にカップルや子ども1人の世帯に適した間取りです。寝室、子ども部屋、書斎など目的別に3つの個室を使い分けられる特徴があり、在宅ワークにもおすすめの間取りといえるでしょう。
2LDK・3DKでは水回りだけではなく、リビングや子ども部屋の汚れが問題になりがちです。特に小さな子どもがいる場合は、壁やスイッチに汚れた手で触れたり、食べ物をこぼしたりすることで室内が汚れがちに。しかし、子育てや家事、仕事に追われる忙しい日常では、掃除の時間を確保するのが難しいかもしれませんね。
こんな方におすすめ
2LDK・3DKは、カップルや子育て中のファミリー、在宅ワーカーに人気の間取り。掃除の負担が大きくなりやすいため、ハウスクリーニングを活用して快適な住環境を維持するのがおすすめです。
3LDK・4DKの料金相場【ファミリー層向け】
3LDK・4DKにおける料金相場は以下のようになります。
| 間取り | 住宅タイプ × 状態 | 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込）※ | 総額目安（税込） |
| 3LDK・4DK | マンション／空室 | 約7.0万～10.0万円 | +1.0万～2.0万円 | 約7.0万～12.0万円 |
| マンション／入居中 | 約9.0万～11.0万円 | +1.5万～2.5万円 | 約9.0万～13.5万円 | |
| 一戸建て／空室 | 約8.5万～12.0万円 | +1.5万～2.5万円 | 約8.5万～14.5万円 | |
| 一戸建て／入居中 | 約11.0万～13.0万円 | +2.0万～3.0万円 | 約11.0万～16.0万円 |
マンションの場合、相場は約7.0万～13.5万円です。一戸建ての場合、相場は約8.5万～16.0万円です。
3LDK・4DKは主に子ども2人以上の家族や、在宅ワークのスペースを充実させたい世帯に適した間取りです。寝室、子ども部屋、書斎や趣味の部屋など、家族それぞれの生活スタイルに合わせて個室を活用できるためです。
水回りが複数あることも、3LDK・4DKで見られる特徴のひとつです。トイレが2か所あったり、洗面所が別になっていたりと、家族が多い生活に配慮した設計になっています。ただ、複数の個室・水回りすべてを清潔に保ちたいとなれば、掃除の負担が大きくなるでしょう。
こんな方におすすめ
全室を一度に依頼するよりも、「水回りだけ」「リビングと寝室のみ」など部分的な依頼をしたい方におすすめ。3LDK・4DKは広い居住空間と複数の水回りが特徴的な間取りのため、ハウスクリーニングの費用も比較的高額になるためです。依頼する範囲を絞って、賢くハウスクリーニングを活用しましょう。
場所別に見るハウスクリーニングの料金相場は後述します。
4LDK・5DKの料金相場【広いファミリー住宅向け】
4LDK・5DKにおける料金相場は以下のようになります。
| 間取り | 住宅タイプ × 状態 | 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込）※ | 総額目安（税込） |
| 4LDK・5DK | マンション／空室 | 約8.5万～11.0万円 | +1.5万～2.5万円 | 約8.5万～13.5万円 |
| マンション／入居中 | 約11.0万～13.0万円 | +2.0万～3.0万円 | 約11.0万～16.0万円 | |
| 一戸建て／空室 | 約10.0万～13.0万円 | +2.0万～3.0万円 | 約10.0万～16.0万円 | |
| 一戸建て／入居中 | 約13.0万～15.0万円 | +3.0万～4.0万円 | 約13.0万～19.0万円 |
マンションの場合、相場は約8.5万～16.0万円です。一戸建ての場合、相場は約10.0万～19.0万円です。
4LDK・5DKは、マンションよりも戸建てに多く見られる間取りです。複数の水回り設備に加えて、階段・廊下・吹き抜けなどの戸建て特有の清掃ポイントが発生します。なかでも高所を掃除する際は、脚立を使用するなど安全面での配慮が求められます。
こんな方におすすめ
安全に天井や吹き抜けなどの高所を掃除したい方には、ハウスクリーニングがおすすめです。脚立を使った高所清掃は危険を伴うためです。特に高齢の方や小さなお子さんがいる家庭では、プロに任せることで安全に清潔な住環境を維持できます。
また、仕事や育児で忙しい方や、定期的なメンテナンスで住宅の資産価値を維持したい方にとっても、ハウスクリーニングは時間と労力の節約になります。4LDK・5DKは広い間取りです。自分で全てを掃除するよりも、適度にプロの手を借りた方が快適に暮らせる可能性があります。
一戸建ての料金相場【庭・外回りも含む場合】
一戸建て住宅で庭をはじめとする外回りのクリーニングも依頼する場合は、上記の料金相場にさらに追加料金が発生します。
庭の広さや外構の種類によって料金は変動しますが、一般的な目安は以下のとおりです。
| 庭の清掃 | 約1.5万〜3.0万円 |
| 外壁の高圧洗浄 | 約2.0万〜4.0万円 |
| ウッドデッキ清掃 | 約1.0万〜2.0万円 |
| カーポート清掃 | 約0.8万〜1.5万円 |
こんな方におすすめ
庭の手入れが苦手な方や、転勤・出張で長期不在になりがちな方、ガーデニング用具を持っていない方には、庭・外回りのハウスクリーニングがおすすめです。
ハウスクリーニング業者を選ぶ際は、以下の記事もご覧ください。
場所別｜ハウスクリーニング料金相場
ハウスクリーニングの料金は、掃除する場所によっても変わります。
場所別に見るハウスクリーニングの料金も、標準料金（標準費用）と追加料金（追加費用）の合算で総額が決まります。
| 場所 | 総額目安（税込） |
| エアコンクリーニング | 約0.9万～3.2万円 |
| キッチン・台所クリーニング | 約1.8万～3.0万円 |
| 換気扇（レンジフード）クリーニング | 約0.8万～3.2万円 |
| 浴室（バスルーム）クリーニング | 約1.8万～3.2万円 |
| トイレクリーニング | 約0.9万～1.3万円 |
| 洗面所クリーニング | 約0.8万～1.3万円 |
| ベランダ・バルコニークリーニング | 約0.8万～2.0万円 |
以下では、場所ごとのハウスクリーニングの料金を詳細に解説します。標準料金内で対応してもらえる内容と、オプションとして追加料金が発生する内容を確認しておきましょう。
特定の場所に限定して掃除を依頼すれば、家全体を掃除する依頼と比較すると、ぐっと料金を抑えられますよ。
エアコンクリーニングの相場【壁掛け・お掃除機能付き】
エアコンクリーニングの相場は、約0.9万～3.2万円です。
| 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込） | 総額目安（税込） | |
| エアコンクリーニング（壁掛け型※） | 約0.9万～2.2万円 | +0.3万～1.0万円 | 約0.9万～3.2万円 |
標準料金は、お掃除機能の有無によって異なります。お掃除機能がないエアコンの場合は0.9万～1.5万円程度で、お掃除機能付きの場合は1.5万〜2.2万円くらいが相場です。
お掃除機能付きエアコンのクリーニング料金が高額になる理由は、清掃に専門的な知識と技術が必要になるためです。まず、お掃除機能付きエアコンは、内部構造が通常のエアコンよりも複雑で、フィルターの取り外しが容易ではありません。また、自動清掃システムやダストボックスなどの追加部品が密に配置されているため、汚れの除去が困難です。
プロに頼むメリット
プロに頼むメリットは、エアコン内部を徹底的に洗浄し、カビやホコリ、ニオイを除去できることです。また、クリーニングによってエアコンの効きが良くなり、電気代の節約や寿命の延伸にもつながる可能性があります。
自分でする掃除との違い
プロに任せると、エアコンの内部まで安全に洗浄できます。自分でやる場合は、取り外しが可能なフィルター、エアコン本体の表面など、手が届く範囲しかきれいにできません。無理に内部まで分解して清掃しようとしても、失敗すればエアコンが故障してしまうリスクがあります。
代表的な追加オプション
防カビコーティング・室外機クリーニング・防虫キャップ取り付けなどがあります。追加オプションを頼まなくても、エアコンの型番によっては追加で料金が必要になる場合もあるため、使用中のエアコンの型番を控え、事前に業者に確認しておくと安心です。
キッチン・台所クリーニングの相場
キッチン・台所クリーニングの相場は、約1.8万～3.0万円です。
| 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込） | 総額目安（税込） | |
| キッチン・台所クリーニング | 約1.8万～2.0万円 | +0.3万～1.0万円 | 約1.8万～3.0万円 |
標準料金はキッチンのレイアウトで金額が左右されます。代表的なキッチンのレイアウトは以下のとおり。
- I型：コンロとシンクが直線的に配置
- L型：コンロとシンク、調理台がL型に配置
- U型：作業スペースが三方を囲む形に配置
I型＜L型＜U型の順に、標準料金は高くなる傾向です。標準料金でクリーニングしてもらえる範囲は、シンクや蛇口周辺・排水口・ガス台とその周辺・戸棚表面・照明・壁面・窓などです。
プロに頼むメリット
プロの清掃サービスを利用すると、食品を日常的に扱うキッチン空間を衛生的な状態に整えてもらえます。自分では手が届きにくい排水溝の奥やシンクの接合部、コンロの隙間なども徹底的に綺麗に。雑菌やカビの繁殖を防げるので、安心して台所仕事ができるようになります。
自分でする掃除との違い
プロに頼むメリットは、汚れの種類に合わせた対応をしてもらえることです。毎日使うキッチンには油汚れや焦げ付きなどさまざまな汚れが付着しています。プロは汚れの種類を見極め、キッチンの素材を傷つけることなく、適切な洗剤や器具を用いてクリーニングします。
代表的な追加オプション
食洗器・電子レンジやオーブンレンジ・魚焼きグリル・冷蔵庫などがあります。基本的に、「表面から見えにくい部分はオプションになる」と考えておくとよいでしょう。また、水垢コーティングなど家庭では難しい内容も、多くの場合オプションになります。
換気扇（レンジフード）クリーニングの相場
換気扇クリーニングの相場は、約0.8万～3.2万円です。キッチンのクリーニングを依頼する場合、一般的に、換気扇（レンジフード）のクリーニングは別枠となります。
| 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込） | 総額目安（税込） | |
| 換気扇（レンジフード）クリーニング | 約0.8万～2.2万円 | +0.3万～1.0万円 | 約0.8万～3.2万円 |
標準料金は換気扇の形で金額が左右されます。プロペラタイプの場合は約0.8万～1.2万円、フード付きタイプの場合は1.5万～2.2万円です。
プロに頼むメリット
換気扇に蓄積した油分やホコリを取り除くことで、室内にニオイがこもりやすくなる問題を解決できます。また、換気能力の向上により、電気代も抑えられる可能性があります。
自分でする掃除との違い
換気扇は高い位置に設置されているため、自分で清掃すると、周囲に汚れが飛び散って汚くなる恐れがあります。専門業者は周囲を専用の養生シートやテープで丁寧に保護してから作業を行うため、キッチン環境を清潔に保てます。
代表的な追加オプション
給気口クリーニング・空気清浄機（機能付きのものに限る）クリーニングなどがあります。
浴室（バスルーム）クリーニングの相場
浴室（バスルーム）クリーニングの相場は、約1.8万～3.2万円です。
| 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込） | 総額目安（税込） | |
| 浴室（バスルーム）クリーニング | 約1.8万～2.2万円 | +0.3万～1.0万円 | 約1.8万～3.2万円 |
標準料金の範囲には、浴槽・壁面全体や鏡・換気扇の表面・扉・窓の内側・蛇口やシャワー・照明・排水口などの清掃が含まれます。日常的に掃除している部分を、プロに徹底的に掃除してもらうイメージを持っておくとよいでしょう。
プロに頼むメリット
プロに頼むメリットは、頑固な汚れも徹底的に掃除してもらえることです。浴室内には、普通にこすっただけでは落とせないカビ・水アカ・石鹸カスなどの硬質化した汚れが見られます。プロは頑固な汚れの落とし方を熟知しているので、効率よく汚れを落とします。小さな子どもやアレルギーがある方でも安心できる、エコ洗剤で掃除する業者も見られます。
自分でする掃除との違い
皮脂・石鹸カスなどによるぬめりやニオイが気になる浴室は、水回りのなかでも掃除しにくいと感じる方が多いでしょう。プロに依頼すると、なるべく見たくない・触りたくない場所に触れずに浴室をきれいにできます。苦手な掃除をプロに任せると、きれいな浴室でリラックスできるようになりますよ。
代表的な追加オプション
エプロンや換気扇などの内部洗浄・風呂釜や追い炊き等の配管の洗浄・ウロコ取り・カビ防止コーティングなどがあります。
トイレクリーニングの相場
トイレクリーニングの相場は、約0.9万～1.3万円です。
| 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込） | 総額目安（税込） | |
| トイレクリーニング | 約0.9万～1.0万円 | +0.2万～0.3万円 | 約0.9万～1.3万円 |
トイレクリーニングを依頼すると、標準料金内でトイレ内の黒ずみや黄ばみを落とし、壁紙や床・換気扇の正面・照明器具・トイレットペーパーホルダーなどをきれいにしてもらえます。
プロに頼むメリット
尿石や黒ずみ、見えにくい配管奥の汚れまで徹底除去してもらえます。嫌なニオイの元も根本から解消されるのが大きな魅力です。
自分でする掃除との違い
自分で掃除する場合は、手の届く範囲に限られます。汚れが見えていても対処法が分からなければ、思うように落としきれない不満が募るでしょう。プロに依頼すると、専門技術と機材で、便器の裏や隙間などの細かい部分まで清潔に仕上げられます。
代表的な追加オプション
換気扇の分解洗浄やトイレタンクの内部洗浄、便器内のコーティグなどを依頼できます。
洗面所クリーニングの相場
洗面所クリーニングの相場は、約0.8万～1.3万円です。
| 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込） | 総額目安（税込） | |
| 洗面所クリーニング | 約0.8万～1.0万円 | +0.2万～0.3万円 | 約0.8万～1.3万円 |
標準料金では、洗面ボウル（洗面台）・蛇口・鏡・収納の表面・換気扇の表面・スイッチプレート周辺・壁紙などを掃除してもらえます。
プロに頼むメリット
洗面所をプロの手で綺麗に磨き上げることで、毎朝の身支度がより快適になります。専用のコーティング処理を施すことで、汚れが付きにくくなり、日々のメンテナンスの手間を大幅に軽減できます。
自分でする掃除との違い
プロに依頼すると、手間をかけずに効率よく掃除できます。洗面所はコンパクトな設計が多く、限られたスペースのなかで掃除をするのは意外に大変です。また、狭いスペースにさまざまな物が配置されているため、すみずみまで掃除するのは難しいものです。
代表的な追加オプション
換気扇の分解洗浄や、水アカなどの汚れを防止するコーティングなどがあります。業者のなかには、消臭効果のある染料による壁紙染色に対応するところも。プロに依頼して、普段は気づかないような場所も含め、洗面所全体を清潔に保ちましょう。
ベランダ・バルコニークリーニングの相場
ベランダ・バルコニークリーニングの相場は、約0.8万～2.0万円です。
| 標準料金（税込） | 追加料金目安（税込） | 総額目安（税込） | |
| ベランダ・バルコニークリーニング | 約0.8万～1.5万円 | +0.3万～0.5万円 | 約0.8万～2.0万円 |
ベランダ・バルコニークリーニングの標準料金は、面積によって大きく変わります。「◯㎡までは◯円で、以降は1㎡あたり◯円の追加料金が発生する」と定めている業者が一般的です。より正確な見積もりを得るために、依頼の際は、自宅のベランダ・バルコニーの面積を確認しておきましょう。
標準料金では、一般的に、床・排水口・手すり・物干し竿や金具・壁面の掃除に対応してもらえます。
プロに頼むメリット
依頼すれば、高圧洗浄機や特殊な洗剤を用いた徹底した清掃が可能です。頑固な汚れや鳥のフン、苔、サビまで除去できます。隅々まできれいになると、洗濯物を干したり、日光浴をしたりとベランダ・バルコニーをより有効活用できるでしょう。
自分でする掃除との違い
自分では表面的な汚れは落とせても、目地や排水溝などの細部までは難しいことが多いものです。プロは専門器具と技術で劣化原因となる汚れも完全に除去し、建物保全にも貢献します。また、ベランダ・バルコニーの掃除は屋内の掃除よりも体に負担がかかりがちです。プロに依頼すれば、疲れたり転倒したりするリスクを避けられます。
代表的な追加オプション
掃除する面積に応じて追加料金が発生。また、窓・網戸・サッシのクリーニングもオプションに含まれやすい傾向です。
水回りおまとめセットの相場
水回りおまとめセットとは、キッチン・換気扇・浴室・トイレ・洗面所などの水回りをセットで依頼できるプランです。
依頼できる点数や組み合わせは業者ごとに決まります。組み合わせを自由に指定できる業者もあります。セットで依頼すると割引が適用されることで、単品で依頼するよりもお得になるケースがよく見られます。
例えば、以下はおそうじ革命の例です。浴室・キッチン・換気扇洗面所+トイレ・トイレ2箇所から、2～4点選んで依頼できます。
| セットでの標準料金（税込） | 単品での標準料金（税込） | |
| 水回り2点セット | 32,890円 | 35,860円 ※1 |
| 水回り3点セット | 45,980円 | 53,790円 ※2 |
| 水回り4点セット | 57,970円 | 70,290円 ※3 |
※2：キッチン・換気扇・浴室で依頼
※3：キッチン・換気扇・浴室・トイレ・洗面所で依頼
このように、おそうじ革命の場合はセットで依頼すると、3,000～12,000円程度お得になると分かります。
他の業者も水回りのおまとめセットを用意しているところがあるので、複数依頼したい場所があるときは検討してみましょう。
ハウスクリーニング業者を選ぶ際は、以下の記事もご覧ください。
【必読】プロに聞いたハウスクリーニング料金が高くなる理由
ハウスクリーニング料金が標準料金を超える場合は、追加料金が発生しているケースがあります。以下では、追加料金が発生しがちなケースを詳細に解説します。
追加料金が発生する背景には、正当な理由があります。綺麗な自宅にするために、料金が高くなる理由を知っておきましょう。
掃除する範囲が広い場合
ハウスクリーニングの料金は、作業面積の広さによって左右されます。一般的に、作業面積が広くなるほど料金も高くなりがちです。
広い面積では清掃に時間と人員を要する結果、人件費とが上乗せされます。また、洗剤や専用クリーニング剤などの消費量が増えることも、コストアップとなる理由のひとつ。特に近年は人件費や薬剤価格の高騰も加わり、ハウスクリーニング料金の上昇が続いています。
！限られた予算で満足感を得る対処法！
すべてを1回のクリーニングで終わらせようとするよりも、優先順位付けして計画的に掃除を進めることが重要です。急いで中途半端に仕上げると、中途半端な仕上がりになりかねないためです。すぐ元通りになる恐れもあります。
例えば「今回は水回りと床だけ」というように範囲を絞り、確実に満足のいく仕上がりを目指しましょう。場所を絞ったクリーニングでも徹底的に行えば、見た目の清潔感も長続きし、結果的にコストパフォーマンスが向上します。
築年数が古い・汚れが頑固な場合
築年数が経過した住宅では、表面材や部品の劣化が進んでいるものです。強い力や強力な薬剤を使用すると素材自体を傷めてしまうリスクがあります。そのため、素材を保護しながら適切な改善を目指す専門的な技術が求められます。
また、頑固な汚れには特殊な技術が必要です。専門業者は専用道具で汚れ表面に微細な傷をつけ、適切な薬剤を浸透させ柔らかくしてから汚れを分解します。段階的なアプローチを繰り返すことで素材を傷めずに汚れを効果的に除去できますが、緻密な作業には相応の料金が発生します。
価格だけで業者を選ぶのではなく、築年数や汚れの状態に合わせた確かな技術力を持った業者を選ぶことで、結果的に高い満足感と長持ちする清潔さを得られるでしょう。
！限られた予算で満足感を得る対処法！
積み重なった汚れは、完全除去が難しい場合があります。予算を意識した上で、素材を傷めない範囲での改善を目指すことも必要です。
一戸建て・外回り作業がある場合
一戸建て住宅のクリーニングでは、マンションに比べて料金が高くなります。室内だけではなく、庭の清掃・外壁の高圧洗浄・ウッドデッキ清掃・カーポート清掃などがあり、それぞれに追加料金がかかるためです。
また、一戸建てで2階建て、3階建てとなると、階段や吹き抜けなど高所作業の難易度も上がります。
！限られた予算で満足感を得る対処法！
事前に依頼者としっかりと打ち合わせをし、どこまでの範囲を清掃するのか明確にしましょう。特に外回りの作業は通常のハウスクリーニングでは対応していない業者も多く、料金や作業内容について事前に詳細な確認が必要になります。丁寧な打ち合わせがあってこそ、後々のトラブルを防ぎ、満足のいく仕上がりを実現できます。
駐車場がない場合
ハウスクリーニング業者が車を停められるスペースがない物件では、多くの場合、追加料金が発生します。清掃作業には、掃除機や高圧洗浄機といった大型機材、各種洗剤やワックスなど多くの道具が必要となるためです。機材や道具の運搬には車両を使うので、基本的に駐車スペースが必要となります。
駐車場がない場合、業者は近隣のコインパーキングを利用することになります。ただし、特に都心部では駐車料金が高額になりがちです。1日の作業で数千円以上の駐車代がかかることも珍しくなく、この費用が最終的にサービス料金に上乗せされます。
！限られた予算で満足感を得る対処法！
事前に近隣の安価なコインパーキング情報を調べて業者に伝えることで駐車料金を節約できるでしょう。一時的に近隣の知人や親族の駐車スペースを借りられる場合は、その旨を業者に伝えるという手もあります。
また、事前見積もり時に駐車場の有無について正直に伝え、対応策を相談することも大切です。
ハウスクリーニングの費用を賢く抑えるにはどうしたらいい？【4つのコツ】
ハウスクリーニングの料金は結構高くつく場合があります。では、どのようにしたら料金を抑えられるのでしょうか？
実は、依頼の仕方や時期によって、同じサービスを受ける場合でも料金を抑えることが可能です。もちろんハウスクリーニング初心者でもできるので、以下のコツを活用して賢くハウスクリーニングを利用しましょう。
事前にある程度掃除・片付けをしておく
事前に掃除・片付けをしておくことで、業者の作業効率を高められます。結果として、ハウスクリーニングの費用を抑えられる可能性があります。
スムーズな準備の３ステップ
- キッチン周りの食器や調理器具を片付けておく
- 浴室の洗剤ボトルやバスグッズを移動させておく
- リビングにあふれた物を、クローゼットや押し入れにひとまず閉まう
ほとんどの業者は時間単位ではなく部屋や作業ごとの定額制です。ただし、物が多く散らかっていると作業効率が落ちます。場合によっては「作業環境の整備」として追加料金が発生したり、作業範囲が制限されたりする場合があります。
閑散期（1月～2月、6月～7月）を狙う
閑散期（1月～2月、6月～7月）に依頼して、ハウスクリーニングの費用を節約しましょう。
ハウスクリーニング業界にも繁忙期と閑散期があります。特に引越しが多い3〜4月や年末の12月は非常に混み合うため、料金が高めに設定されていることが少なくありません。では、どうすれば費用を抑えて利用できるのでしょうか？
実は1〜2月や6〜7月は比較的予約が取りやすく、割引キャンペーンを行っている業者も多いため、費用を抑えるチャンスです。さらに閑散期は作業日の選択肢も多く、希望する日程で予約が取りやすいというメリットもあります。閑散期限定の特別プランや、平日割引を実施している業者もあるので、複数の業者のキャンペーン情報をチェックするとよいでしょう。
複数箇所まとめてセット依頼する
多くのハウスクリーニング業者では、複数の箇所をまとめて依頼すると割引が適用されるセットプランを用意しています。
前述のような「水回りおまとめセット」を依頼すると、個別に依頼するよりも数千円から1万円ほど安くなることも珍しくありません。また、エアコンクリーニングを複数台依頼する場合も、2台目以降は割引されるケースが多く見られます。
セット依頼がお得になる理由は、業者が移動コストや人件費を削減できるためです。まとめての依頼なら、一度の訪問で複数の作業ができ効率的です。
必ず複数社に無料見積もりを取る
ハウスクリーニングの料金は業者によって大きく異なるため、必ず複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
複数の見積もりを見比べるうちに、相場が分かり、各業者の特徴・強みも分かります。同じ作業内容でも業者によって料金設定やサービス内容に違いがあり、その差は数千円から数万円になることも珍しくありません。
業者によっては、依頼の仕方や時期によって料金を抑えられることもあるので検討してみましょう。
例えば、「キッチンとバスルームをまとめてお願いしたいのですが、セット割引などはありますか？」と相談してみると、特別プランや値引きの提案を受けられる可能性があります。さらに、平日や閑散期に合わせて予約できることを伝えると、柔軟に対応してくれるかもしれません。
ただし、すべての業者が交渉に応じるわけではないため、料金だけでなく、口コミ・評判・補償制度なども含めて、総合的に信頼できる業者を選ぶことが大切です。
ハウスクリーニング業者の選び方3つのポイント
ハウスクリーニング業者を選ぶ際には、料金にこだわりすぎてはいけません。適切な業者選びは作業品質や安心感に直結するため、以下の3つのポイントを確認して慎重に選定しましょう。
料金とサービス範囲の明示
見積もりに何が含まれ、何が含まれないかを詳細に説明してくれる業者を選びましょう。特に「オプション料金」や「追加料金が発生する条件」が明示されているかは重要なチェックポイントです。また、見積もり時と実際の作業後で料金が大きく変わるようなケースを避けるためにも、事前に作業範囲と料金をできるだけ具体的に確認することが大切です。
損害賠償保険の有無
業者が賠償責任保険に加入しているかどうかは非常に重要なポイントです。クリーニング作業中に家具や設備を誤って傷つけてしまうリスクがあるためです。特に高価な家具や設備がある場合は、保険の補償範囲や上限金額についても質問しておくとよいでしょう。
口コミ・評判の信頼度を見る方法
業者の評判を確認する際は、Google Mapのレビューとハウスクリーニングのマッチングサイト両方の口コミをチェックすることが重要です。複数の視点から評価を見ることで、より信頼性の高い判断ができるためです。また、投稿された日付や内容の具体性にも注目しましょう。
ハウスクリーニング業者を選ぶ際は、以下の記事もご覧ください。
失敗しないために｜よくある質問（FAQ）
ハウスクリーニングを依頼する前に、よく悩まれがちな疑問点をまとめました。
退去時のクリーニング、必須？料金は誰負担？
退去時のクリーニングは通常、物件の貸主（不動産会社や管理会社）が業者に依頼します。実際の手配は貸主側が行い、敷金から清掃費用が差し引かれるケースが一般的です。敷金返還額に影響するため、契約内容をよく確認しておきましょう。
空室と入居中、どちらが追加料金が発生しやすい？
入居中は、空室時に比べて追加料金が発生しやすい傾向があります。家具や生活用品の移動が必要となり、作業効率が下がるためです。ただし、空室でも特殊な汚れの程度によって、追加料金がかさむ場合があります。
見積もりで何を必ず確認すべきか？
見積もりでは、具体的な作業内容と料金の内訳を必ず確認しましょう。特に「標準作業に含まれないオプションサービス」と「追加料金が発生する条件」については明確にしておくことが重要です。また、作業時間の目安や作業人数、使用する洗剤や機材の種類、万が一の破損時の対応方針についても確認しておくと安心です。
汚れ具合で料金はどれくらい変動する？
汚れ具合によって料金は大きく変動します。特に、長期間のメンテナンス不足による頑固な汚れや、ペットの毛・タバコのヤニ・カビなどの特殊な汚れは、追加料金が発生しがち。事前見積もり時に汚れの状況を正直に伝え、必要に応じて現地確認を依頼することで、後々のトラブルを防げるでしょう。
ハウスクリーニング料金の失敗例【リアル体験談】
ハウスクリーニングを頼んだものの、料金面で後悔した方は意外に多いものです。ここでは、相場を知らずに高額請求された体験談や、安さだけで業者を選んで失敗した体験談を紹介します。
「相場を知らずに高額請求された失敗」
20代の林さん（仮名）の体験です。
私は初めてハウスクリーニング業者を手配して、失敗しました。料金をはじめ、ほとんどハウスクリーニングの知識がなかったため、なんとなくチラシに入っていた広告を見て依頼しました。
2LDKのマンション部屋の掃除を依頼したのですが、作業後に請求された金額がなんと10万円以上！後からネットで調べてみたところ、あり得る金額ではあるらしいのですが、もっと安く依頼できる業者がたくさんあったと気がつきました。
正直いって、部屋がそれほど汚れていたわけではなく、そんなに大変な依頼ではなかったはずです。もっときちんと見積もりを取って、相場を把握してから納得できるところに依頼すればよかったと後悔しています。
「安さ重視で選んで後悔した体験」
こちらは、30代の山本さん（仮名）の体験です。
できるだけ安く、手っ取り早く済ませたくて、ぱぱっとネットで見たなかで安いと思った業者に浴室クリーニングを頼みました。最初の料金は8,000円ほどで、「これならお得」と思ったのです。
ところが当日、「エプロン内部の掃除は追加料金になります」と言われ、5,000円を追加で払うことに。実は私が一番綺麗にしてほしかったのが、エプロン内部でした。そして結局、合計で1万3,000円ほど支払う羽目に。
思ったほど安くもなく、「だったら最初からもっと評判のいい業者に頼めばよかった」と後悔しました。標準料金に含まれる作業内容をちゃんと確認しておかなかったのは反省点です。慌てず、もっと比較検討して選ぶべきだったと強く感じています。
まとめ｜間取りと場所を理解して賢くハウスクリーニングを依頼しよう
ハウスクリーニングの料金は、間取りや住宅タイプによって大きく変わります。一般的な相場は、マンションより一戸建て、空室より入居中の方が高めになる傾向です。また、汚れの度合いや駐車場の有無もハウスクリーニングの料金に影響します。
数万円、十数万円にもなるハウスクリーニングをお得に依頼するには、閑散期を狙ったり、複数箇所をまとめて依頼したりするのがおすすめです。そして、業者ごとに設定金額は異なるので、必ず複数社から見積もりを取りましょう。
ハウスクリーニング業者を選ぶ際は、以下の記事もご覧ください。
